新型コロナウイルス感染症対応貸付について・・・商工中金

 商工中金についてはあまり馴染みが薄い金融機関だと思います。正式な名称は「株式会社商工組合中央金庫」といいます。設立は古く1936年10月で、その設立目的は「中小企業等協同組合その他主として中小規模の事業者を構成員とする団体及びその構成員に対する金融の円滑化を図るために必要な業務を営むこと」としています。店舗数は国内に100店舗あり全国の都市に支店を展開しています。出資は、政府が50%弱を占めており、いわゆる政府系金融機関のひとつとして認識されています。よって今回の新型コロナウイルス感染症対応の貸付についても、セーフティーネットとして日本政策金融公庫と同じ内容の緊急融資があります。現在取引がない会社でも新規に借入は可能ですので、是非一度ご相談に行かれたら良いと思います。

 ご融資までの流れとしては、
1.お申込みに必要な書類の準備
2.相談窓口へのお申込み
3.商工中金での審査
4.ご融資
となっています。

 ご融資に必要な書類としては下記のとおりです。
1.会社概要
2.収支予想表
3.資金繰表
4.仕入・販売実績表
5.代表者略歴、資産・負債
6.金融機関別取引推移表
既に作成されている資料があれば、代替は可能ということです。

 政府系金融機関ですので、是非この機会に取引を開始することをお薦め致します。色々な制度融資が揃っていますし、融資以外の支援も積極的に行っているみたいです。また融資条件も民間金融機関より良いと思います。
 ただし、お役所に近い存在ですので固いイメージがあり、最初は敷居が高く感じられるかもしれません。提出書類もきっちり作成しなければなりません。

 もし、提出書類の作成が分からないとかめんどくさい等と思っているのであれば、是非、当事務所にご相談下さい。行政書士事務所かつ銀行での経験も豊富ですので、しっかりとした書類作りをさせて頂きますし、銀行への同行もさせて頂きます。また、最初のドアノックで商工中金に貴社の説明もさせて頂きます。
 是非、一度ご連絡下さいませ!

新型コロナウイルス感染症対応貸付について

日本政策金融公庫

 緊急事態宣言が5月31日まで延長になりました。状況によっては解除の可能性のあるとのことですが、明確な目標数値がなく漠然としています。(大阪では、基準値を明確に設定して早期に自粛を緩和させていく方針です。大阪モデル)中小零細企業にとっては、営業をやらない、お客様が来ない、ということは死活問題になります。

 そこで、国は公的金融機関において、新型コロナウイルス感染症特別貸付を別枠で行っています。公的金融機関とは、日本政策金融公庫と商工中金です。また、保証協会でも別枠でこの感染症関連の別枠保証を設けております。本日は、このうち日本政策金融公庫(国民生活事業)の融資について簡単にご説明させて頂きます。

 まず、ご利用いただける方は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、次のいずれかに当てはまる方です。
1.最近1か月の売上高が前年または前年同期比に比し5%以上減少
2.業歴が3か月以上1年1か月未満の場合等は、最近1か月の売上高が、次のいずれかと比較して、5%以上減少
 ①過去3か月(最近1か月含む)の平均売上高
 ②令和元年12月の売上高
 ③令和元年10~12月の平均売上高

 資金のお使いみちは、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う社会的要因等により必要とする設備資金および運転資金

 融資限度額は、別枠で6,000万円

 ご返済期間(据え置き期間)
 設備資金:20年以内(うち5年以内)
 運転資金:15年以内(うち5年以内)

 利率(年)令和2年4月1日時点
 3,000万円以下 当初3年間:0.46% 3年経過後:1.36%
  3,000万円超  1.36%

 *3,000万円以下の部分、当初3年間0.46%の支払い済利息額を後日実施機関から補給し、実質無利子化
 

 担保:無担保

 より詳しくは下記の日本政策公庫の㏋をご参照下さい。
 https://www.jfc.go.jp

 以上が日本政策公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付のご紹介でありました。これまで、借入をしたことがない方、借入はしたことはあるが日本政策公庫で借入がない方など、書類の書き方が分からない・提出書類が分からない等のお悩みがござしましたら、お気軽に当事務所にご相談いただければと思います。
 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


 

融資・銀行についてのBLOG始めます。No.2

「融資・資金繰り専門行政書士」になるまでの経緯 第2回

 前回は、私が銀行を退職しコンサルタント・行政書士として働いて10年ほど経った時までのことを書きました。今回は、その後から今日までのことをお話し致します。どうぞお付き合いのほどよろしくお願いします。
 私がコンサルタント・行政書士として10年ほど経った時、銀行員時代に新規先として融資させて頂いた社長から新しい事業をやりたいので、その事業をお願いしたいとの話がありました。その企業は株式公開を果たし新たな分野への進出を模索していました。その事業とは、不動産担保ローン事業でした。貸金業への進出ということです。貸金業の登録をするためには、その人的要件のひとつとして役員に経験者が必要です。私は銀行員であったのでその人的要件を満たしていました。その上場企業の子会社として貸金業の登録を行い、私が子会社の社長として会社を作っていって欲しいということでした。私は、これも何かの縁だし、また組織を一から作るということが魅力的に見えたこともあり、面白そうだからいっちょやってみようと思いました。
 しかし、実際に実務をやり始めると「これはどうなるのやら?」と途方に暮れました。この子会社のスタートは私を含めて3名でした。まず、何もないということに気が付きました。銀行では、仕事をする上では既にあったものが何もないのです。金銭消費貸借約定書もないのです。システムもないのです。手で利息計算するのか?しかし、やらなけれがなりません。金消契約書は私が作成しました。行政書士をやっていましたので契約書作成くらいはやっていましたが、金融機関の金消契約書まで作成したことはありませんでした。システムも色々なシステム会社に打診しましたが、金融システムをパッケージで作っている会社が中々なくオーダーメイドになるとのことでした。そうすると金額が1億円ほどかかるということで、全く稼ぎがなく海のものとも山のものとも分からない事業に1億円の設備投資はかけられませんので本当に頭を抱えました。しかし、探すと1社だけ消費者金融専門のシステム会社がありました。そこにパッケージソフトがあり、そのシステムを採用することになりました。本当に良かったと心の底から思いました。このシステムがなければ貸金業をスタートすることは不可能であったからです。
 このようにして、手探りながら4年半前に3名でスタートした会社は、大阪本社、東京にも支店を構え、社員も60名を超える会社になりました。不動産担保ローンの残高も順調に伸び、100億円程度の残高になりました。そして、高齢者のための借入の手段であるリバースモーゲージの保証業務を銀行と提携することによって開始し、現在提携金融機関は12社となっています。ここで、一定の事業そして組織が形作られ、若くパワフルな後継者も育ったことから、私はこの会社の第一線から退くことにしました。その大きな理由は、この不動産担保ローンおよびリバースモーゲージ保証業務は不動産をベースにして全て考えられています。私としては、60歳もまじかに見える年齢になった今、もう一度、事業や経営者をしっかりと把握し、目利きして、新しい事業、若い企業を支援していく仕事をして、関西の経済を発展させることに微力ながら役に立ちたいと思うようになったのです。
 私は、この4年半でいろいろなことを学びました。貸金業のことについて、不動産評価について、組織の規定やマニュアルについて、人事について、ガバナンスについて、マネージメントについてほか切りがありません。そして私は、この貴重な学びの経験を与えて下さった社長には本当に心から感謝しております。この貴重な経験を存分にこれからの仕事に活かして、関西のそして日本の中小ベンチャー企業の成長を支えていこうと思っております。日本は新しい産業がアメリカほど育っていないように思えます。そもそも起業しようと思う人が少ないのです。廃業数が起業数より多くなっており、日本の会社数はどんどん減少しています。そういう中でも、ITを駆使したフィンテック会社やアプリ開発会社、ネット企業やバイオ会社が出てきています。若い経営者、場合によっては学生ベンチャーが実際ここ数年では増えてきているのではないでしょうか。新しい発想とアイデアそしてIT技術やバイオ技術を使ってチャレンジする人が益々増えていって欲しいと思います。それがなければ、日本経済はじり貧になっていくと思います。そして、金融機関は、その新しい技術やアイデアを前向きに理解して欲しいと思います。私は、この新しい技術・アイデアを持った企業と金融機関の間の橋渡しの役目を果たして行こうと思っています。また、これら若い会社の財務面や法務面からのサポートが絶対に必要であると思っています。
 以上が私がこの仕事をはじめた経緯と、私のこの仕事にかける心意気であります。これから起業して事業を始めようとしている方、新しいアイデア・技術で事業を始めたけど資金調達が分からない、金融機関が理解してくれない悩みがある方、今の事業はじり貧だが新たに事業を立ち上げようとしている方、等々資金調達や資金繰りにお悩みになっている経営者の皆様、是非一度私にご連絡下さい。誠意をもって一生懸命にサポートさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


 


融資・銀行についてのBLOG始めます。

本日より、融資や銀行についての情報や私の考えについてお話します。

 行政書士スズキコンサルティングのホームページをご覧頂きまことにありがとうございます。本日から、融資や銀行取引についての情報や私の考えをこのブログでお話ししたいと思います。まず、今回と第2回目で、私が今回「融資・資金繰り専門行政書士」になるまでの経緯についてお伝えしたいと思います。
 私は、大学卒業後メガバンクに20年間勤務し、そのほとんどの期間、融資営業を行っておりました。特に新規先開拓が好きで一生懸命にその仕事に打ち込んでいました。私が新規にご融資したお客様の中には、その後株式上場された会社も何社かあります。そのことは今でも、私にとってまさに銀行員冥利に尽きることだと思っております。
 そして、私は、予てより広く世間で自分の力を試してみたいという思いを持っており、20年間勤務した銀行を自主的に退職し、コンサルタントとして独立しました。のち行政書士の試験に合格し登録を行いました。コンサルタント・行政書士としての仕事としては、やはり、銀行員であったということもあって、お客様のニーズから融資や銀行取引についてのご相談がメインとなって行きました。私もそのニーズに必死にお答えするべく、知恵を絞り、足を使って動きました。
 私にご相談があったお客様は、個人営業の方から年商100億円を超える中堅企業様までいらっしゃいました。個人で営まれている居酒屋さんの保証協会融資のお手伝いも致しました。申込書を作成するために、ご主人が、売上や仕入れの金額をノートに書きこんでいらっしゃったのを、私が整理し計算して数字を記入したことを覚えています。融資が実行されたとき、その居酒屋さんでご馳走していただきました。お客様に喜んでいただいて飲むビールは本当に美味しかったと思います。賃貸不動産の借入をまとめて一本化して返済金額を減らし、キャッシュフローを改善させて頂いたお客様もいらっしゃいます。新規に事業を始めるのに保証協会融資からお手伝いし、数年後には銀行からの無担保プロパー融資をお手伝いし、借入できるようになったお客様もいらっしゃいます。ほか色々な案件をお手伝いさせて頂きました。
 しかし、ご相談いただいた案件すべてがうまくいくことはありませんでした。私としては、何とかできないかと必死になって考え動きましたがご期待に添えない結果になったときは申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今であれば、その時よりブラッシュアップした知識や経験をもって対応できたかもしれません。これから、新たに「融資・資金繰り専門行政書士」として中小零細企業様、個人事業主様、ベンチャー企業様の資金面でのサポートをさせて頂きたいと思っていますが、私のこの様な経験をしっかりと生かして、是非皆様に喜んで頂きたいと思っています。
 今回の話はここまでとしまして、その後から今日までは、次回にお話ししたいと思います。この期間で私はより良い経験を致しました。どうぞお待ちください。